ミラベイトサスペンド【思い出の切り札ミノー】
今回は思い入れのあるルアー、カルティバのミラベイトサスペンドを紹介します。残念ながら現在はもう生産はされていないようなので思い出話になります。
ミラベイトサスペンド
今回紹介するのは、ちょっと古いですが
コアなファンがいるであろうカルティバ (オーナーばり社のルアーブランド) の
ミラベイトサスペンドです!
ミラベイトサスペンド
公式HP:http://www.owner.co.jp/search/1333/
- もう普通に買うことはできない小型爆釣ミノー
- ジョイントミノーなみのくねくねウォブリングでバスやシーバスを誘う
- 小型でも6 gのウェイトと重心移動システムで飛距離バッチリ
紹介しておいてアレですが、もう生産中止のようで、
まともに売っているところをとんと見かけません。再生産してほしい……。
なので、この記事は思い出話です。
持っている人は大事にしてください。
というか、もしよかったら売ってください。
1.なんといっても動きがいい!そして飛ぶ!
このミノーのよさは、なんといってもその動きです。
他のミノーではなかなかお目にかかれない、くねくねウォブリングをします。
人間だって騙されますよ、これ。
サイズは6.5 cmで小型なんですが、ウェイトが6 gあってしかも重心移動システム、すなわち中に可動式のオモリが入っていて、投げた時にそれが進行方向に移動して飛距離を伸ばしてくれます。
2.絶対的信頼(思い出補正あり)
このルアーに出会ったのは、小学5、6年生くらいの頃、地元の小さな釣具屋でした。
そのメダカっぽくてかわいいフォルムに惹かれて、なけなしの小遣いをはたいて買いました。
ネットを見ているとシーバスを釣っている話がちらほらありますが、
私が当時気軽に行けた釣りはバスかフナ・コイでした。
バス釣りに通い始めて1、2年ほどで、ようやくバスがそこそこ釣れるようになったものの、メインはワームの時期でした。
しかし、ミラベイトのゴーストアユとレッドヘッドを導入してから、プラグで面白いようにバスが釣れるようになったんです。
特に、小学6年生のとき、ゴーストアユカラーで50アップのバスを初めて釣ったのは小学生時代最高の思い出です。
川幅3 mそこらの用水路で、いきなり水面下からミラベイトを丸呑みしてきた光景は今でも脳裏に焼き付いています。
足場が高かったのでロッドで引っ張り上げることはできず、友人と協力して取り込みました。
ちなみに、小学生時代のバス釣りで困ったときに頼るルアートップ3は、これとグラスミノーのウォーターメロン (エコギア) とZOOM C-TAIL WORMのRED BUG (ZBC) です。
どっちも超有名どころですね。
思い出ミラベイトとの別れ
そして、大事なルアーNo.1だった私のミラベイトは、埼玉に引っ越してきた3年前、それまで釣ったことなかったスモールマウスバスの根ズレで永久の別れになってしまいました。
SWベイトフィネスのタックルを流用したのが悪かったですね。
バス釣りをやる人はご存知かと思いますが、一般にバスといえばラージマウスバスで、スモールマウスバスがいる場所は関東の一部河川や桧原湖、野尻湖などに限られています。
スモールはラージよりかなり引きが強く、しかもロックフィッシュやグレのように底に突っ込む引き方をします。
川では最初から投入したり、あるいは釣れそうにないときの最後の一投はこれでシメるくらいの信頼できるルアーでした。
回収できなくてごめんね。縁があったらまた会いましょう。
ミラベイトで釣ったスモールマウスバス。このあと別のスモールに持っていかれました。